Select Your Location

This is Fujifilm Japan website.
To browse products and services available in your area,
please choose another country or region.

See all countries and regions

You are accessing from the United States. To browse Fujifilm USA website, please click the following link.

Fujifilm USA Website
ニュースリリース

2025年2月3日

業界唯一の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクターの4K対応モデル

「FUJIFILM PROJECTOR ZUH6000」新開発

優れた色再現となめらかな階調表現で、イマーシブな空間演出を実現

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、業界唯一*1の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、4K映像を投写できる超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR ZUH6000」(以下「FP-ZUH6000」)を開発しました。超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインアップとして、2025年夏に発売する予定です。
「FP-ZUH6000」は、画像処理ユニットに最新のDLP®*2チップを搭載することで、高精細な4K映像を投写できます。さらに、当社独自の光学エンジンを進化させ、現行機種*3と比べて約1.5倍優れた色再現性と、なめらかな階調表現を実現しました。また、独自の「屈曲型二軸回転機構レンズ」により、レンズの回転だけで多方面に映像を投写できるほか、至近距離から大画面の映像を映し出すことが可能。設置環境を選ばず、イマーシブな空間演出を実現します。
当社は、2025年2月4日~2月7日にスペインのバルセロナで開催されるメディア総合イベント「Integrated Systems Europe 2025」にて「FP-ZUH6000」を参考展示します。

「FP-ZUH6000」ブラック

「FP-ZUH6000」ホワイト

昨今、プロジェクターは、商業施設や美術館、博物館などでの空間演出用途で利用される機会がますます増えています。中でも、一つの空間に複数のプロジェクターを配置し、それぞれを組み合わせて360度の映像を投写することで迫力のあるイマーシブ空間を演出するニーズが急速に増加しています。複数のプロジェクターを用いた演出においては、投写映像のさらなる高画質化のほか、映像調整における作業の効率化が求められています。

当社は、2019年に世界初の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載したプロジェクター「Zシリーズ」を投入。以降、2021年に高輝度8000lmの「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」、2022年に高輝度6000lmの「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」を発売し、ラインアップを拡充してきました。「Zシリーズ」は、さまざまな方向への映像投写と至近距離からの大画面映像投写が可能であることから、「設置の自由度が高く、空間演出の幅が広がる」「目立たない場所に設置し、没入感のある空間を演出できる」など、お客さまから高い評価をいただいています。

没入自然空間「uralaa park urahoro」(うららパーク浦幌)で「FP-Z5000」が採用。

今回新たに開発した「FP-ZUH6000」は、「Zシリーズ」で初めて4Kの高精細な映像投写に対応し、優れた色再現となめらかな階調表現でイマーシブ空間を効果的に演出するプロジェクターです。最新のレーザー光源技術を採用し、6000lmの高輝度で色鮮やかな映像を提供するほか、軽量(質量約17.5kg)かつコンパクト(幅486mm・奥行496mm・高さ175mm)な設計を実現しました。また、クラス最高*4となる上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、広範囲で投写映像の位置を移動でき、映像調整作業の効率化に寄与します。

当社は、今後も独自の光学技術を生かした、設置自由度の高いプロジェクターの開発と提供を通じて、多様なニーズに応え、空間演出の可能性を広げていきます。

  • *1 プロジェクター業界において。2025年2月3日現在。当社調べ。
  • *2 DLPは、テキサス・インスツルメンツ社の登録商標です。
  • *3 当社プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z6000」との比較。当社が測定した色比率計測(CLO)の数値に基づく。
  • *4 レーザー光源を搭載し6000lm以上の明るさの4K相当映像を投写できる、超短焦点プロジェクター(TR値0.4以下)として。2025年2月3日現在。当社調べ。TR(Throw Ratio)値は、投写距離÷スクリーン横サイズで算出される。TR値が小さいほど、より近くから大きな映像を投写することができる。


1. 開発品名、カラーバリエーション

開発品名カラーバリエーション
FP-ZUH6000-Bブラック
FP-ZUH6000-Wホワイト

2. 「FP-ZUH6000」の主な特長

(1)高精細4Kで色再現に優れた映像を投写可能

  • 「Zシリーズ」で初めて、4K(スクリーン解像度 3840 x 2160)の高精細な映像投写に対応します。
  • 当社独自の光学エンジンを進化させ、優れた色再現となめらかな階調表現を実現。現行機種と比べて約1.5倍優れた色再現性が可能で、中でも赤の色再現性は現行機種比2倍と向上しています。

(2)高輝度6000lmの明るい映像と軽量コンパクト設計を実現

  • 最新のレーザー光源を採用し、6000lmの明るい映像を投写します。
  • 軽量(質量約17.5kg)かつコンパクト設計(幅486mm・奥行496mm・高さ175mm*5)を実現し、設置や運搬時の負担軽減に寄与します。

(3)「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、場所を選ばず意図どおりの空間演出を実現

  • 業界唯一の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、レンズをマウント軸周りに90度、レンズ軸周りに360度回転させることが可能。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することで、壁やスクリーンのみならず、天井や床などにも簡単に映像を映し出せます。全方位360度の設置に対応しているため、使用環境に応じた設置方法を選択でき、これまでデッドスペースであった場所を有効活用した空間演出が可能です。
  • プロジェクターの本体を隠しレンズ部のみを露出した設置もでき、より没入感のある空間を創出します。
マウント軸周りにレンズを90度回転させている図
レンズ軸周りにレンズを360度回転させている図

レンズをマウント軸に90度・レンズ軸に360度回転可能。

(4)クラス最高*4となる上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載

  • 大型径非球面レンズを採用し、クラス最高となる上下82%・左右35%の広いレンズシフト機能を搭載。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、投写映像の位置を広範囲に移動できます。さらに、1.1倍の光学ズーム機構を備えているため、投写映像のサイズを簡単に調整可能。レンズシフト機能と組み合わせることで、映像の調整作業を効率的に行うことができます。

上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載し、投写映像の位置を広範囲に移動可能。

1.1倍の光学ズーム機構を搭載し、投写映像のサイズを簡単に調節可能。

  • *5 レンズ収納時、高さ調整脚・突起部を除く本体寸法。

FP-ZUH6000参考資料

ニュース用画像データ

「FP-ZUH6000」ブラック
「FP-ZUH6000」ホワイト

お問い合わせ

報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。